一度読み始めたら本の世界にのめり込み、気付いた時にはあっという間に数時間が経っている。
太陽の傾きも変わり時間を忘れられる時間を過ごすことができる読書が大好き・・自分の好きなカテゴリーや作家さんがいて何冊も自宅の棚に置いてあるという方も多いでしょう。
一度読んだ本でも、昔と今ではまた違った感覚と感性があったりして、それも楽しくて本が手放せない生活を送っている人も多いのではないでしょうか。
本読んで知識欲を高めたり、自分の生活にその知識を落とし込むのは非常に意味のあることです。
そして、あなた自身の人間力も磨きがかかっていることでしょう。
しかし、たくさんの本、そのまま積み重なっていていいのでしょうか?
今自宅に本は何冊ありますか?
100冊? 1000冊以上?
実際にあればあるほど、イザという時の処分にも困ってしまいます。
もし、今のあなたが少しでも終活を考えて部屋の整理を始めようかなと思ったのであれば、それがチャンスです。
急には難しいですが、最終的には20冊ほどにまで厳選しましょう。
もうすでに手に入らないような本、思い出深い本、自分の人生に大いに役立った本、今後も役立つ本など
残そうと思うものはあなたの心の基準で決めていけばいいのです。
手放すかどうか迷ってしまう本は、数日間真剣に考えてみましょう。
とにかく、今ある本をまず厳選していくことが大切です。
そして、手放しをして新しいものが入る感覚の楽しさを実際に味わってみてください。
基本的に本棚には20冊以上の本は増やさない決まりとして、古くなったら次のもの、読み終わったら次の本・・と新しい本と入れ替えを繰り返していくのです。
読んだ本は処分して新しいものと交換する、、を繰り返して20冊以内をキープすることを心がけてください。
これからの人生を考えるのであれば、今まで読み尽くした本が溜め込まれているより、新しい本を手にとって自分の生活が潤う知識をはめ込んだ方がよっぽど人生が豊かになります。
そして、魅力的に感じる本だけを身の回りに置くことは、あなたの気持ちも豊かになり、新しい発見と感覚を与えてくれる本とまた巡り会えるきっかけにもなります。
本の処分は、捨てる、譲る、売るという方法が基本的です。
捨てる場合は、住んでいる自治体によって処分方法が異なるので市区町村のホームページなどで確認をしてみましょう。
譲る場合は、図書館やボランティア団体などに寄付する方法もあります。
日本語の本だとしても海外で欲しいという人がいたり、参考にしたいという人がいます。
有名な本や書物であれば、その施設で飾ってくれることがあるかもしれません。
一方的に送りつけるのではなく、送る際には一度連絡を取って確認をしてみましょう。
売る場合は、街中やネットの買取など本の買取店は非常に多いのでそれほど困ることはないでしょう。
しかし、本の見た目や傷み具合のみを判断して買取をしていて安く買い叩かれてしまうこともあるのでお店の見極めが必要です。お店に電話をしてみて、査定の基準を聞いてみるのもいいでしょう。
高く売りたい場合は、単品ではなくセットで揃えて持って行ったり、専門性が高い本は査定額が高くなることもあります。
読み込んで読み込んで、納得いくまで読み込んで、次の読者にも大切に読んでもらう第一歩の準備を始めましょう。