大量に釣り上げた魚を思い出す、釣り竿や仕掛けはどうする?

釣りというのは、準備の段階から釣り上げる魚を想像して楽しく、魚が食いついてくるその瞬間まで待つことも楽しく、そして魚とのせめぎ合いに夢中になってしまいます。

釣りに行けば日頃の鬱憤や悩みも忘れ、自分だけの時間が取れる最高の時間でもあります。
そして、釣りそのものだけでなく海や川の流れる音を聞くだけでも非常に良いリラックス効果をもたらします。

海派・川派と好きな方はそれぞれですが、一度ハマると竿は何本も欲しくなり、リールは何個も
欲しくなり、針や糸、玉網などにまでこだわり抜き、いつの間にか釣り用品で家中がいっぱい。

・・・そして、奥さんに小言を言われる。

そんな方も多いこの釣りという趣味。
竿や玉網などは折れないように気をつけたり、大型のリールなどは非常に重たく保管も難しいものも多いです。

では、終活において釣り道具はどのように解決していけばいいのか?

まずこれから向き合うべきは、自分の体力との相談になってきます。
体力的にこれからも頻繁に釣りに出かけられるでしょうか?
・重たいリールを竿につけて、肩や腕が悲鳴をあげることはありませんか?
・たくさん保管してる中で、これから全て使う自信と部屋の容量はありますか?

ここで一つ注意としては、今の段階で全て処分するという方法は逆におすすめしません

あなたにとっての楽しみがパタリとなくなり、それが逆にストレスになり、
終活も手につかず進まなくなってしまうようでは意味がありません。

だからと言って、すべての釣り道具を残して置いてもいいという訳でもありません。

例えば船釣りに使うような大型のリールや竿などから処分して磯釣り用品だけは残したり、海にはもう行けないから近くの川釣り用品だけ今は残しておこうなど、自分の体力と生活の範囲内で釣りができる分だけ残しておけばいいのです。

もちろん、釣り道具も安いものだけではなく、竿もリールも購入時は数万円から数十万円もするものなどもあり、簡単に処分しようと思って捨てられるものでもありません。

職人が一本ずつ竹から手作りで作っていたり、細工が施されているような釣竿や仕掛け、高級リールなどは使用済みであっても高額で買取をしてくれるような釣具の買取専門店もあります。

しかし、買った時の値段が数千円程度のものであれば、専門店での買取査定は難しい場合が多いです。
残念ながら、泣く泣く通常の不燃物や廃品回収などで捨てることになる場合もあります。
その場合は、しっかりと自治体の指示に従っての処分をするようにしてください。

「なんでも買い取る」と広告を出しているような買取店では、釣具にあまり知識が無い査定員も多く、安く買い叩かれてしまう場合もあるので注意しましょう。

釣り道具は大切な趣味の一つだからこそ、しっかりと知識を持ったプロが査定している専門店での査定をおすすめします。

大型のリールなどは重くてお店への持ち込みが大変だったり、面倒臭いというのであれば宅配や訪問での買取をしてもらうのも良いでしょう。

あなたが亡くなった後に真っ先に捨てられるのは釣り道具かもしれません。

そしてそれを無造作にゴミとして捨てるのは、釣りに興味がなく価値を知らないあなたのご家族かもしれません。

そうであれば、あなたの大切な釣り道具は今のうちにあなたの手で片付けておきましょう。

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