ちょっとした近所の買い物や家族との旅行、友人との食事会などそれぞれの状況に合わせて服を選んで出かけてみたり、少しでも若くカッコよく見られたいと思ったり、はたまた自分の好きなデザイナーやブランドで揃えてこだわりの服を集めてみたり・・
と、しっかりと見た目を意識している人ほどしっかりとした良い服がクローゼットに仕舞われていると思います。昔に海外旅行に行った時に記念で買った服もあって捨てられないという方もいるでしょう。
お気に入りの服を着れば気分も上がりやる気も出る。そんな勝負服を持っているという方もいるでしょう。
中には、特にこだわりもなく着心地が良ければ見た目は気にしないからと安い服を買い集め、服がタンスから溢れんばかりに押し込まれているという方もいるでしょう。
服に対してのこだわりの有無は人それぞれですが、どちらにせよ、終活としてあなたが亡くなる前に片付けをして処分しておくことは必須です。
服は喜んで着てくれる人がいるからこそ服としての役目を果たします。
あなたが着ずに片付けなければ、服のコレクションはそのままになって傷んでいくだけです。
仮に自分の子供や孫に譲るとしても洋服には流行があったり、好みがあったり、そもそもサイズが合わなかったりと難しい部分も多くあります。
例えば、オーダーメイドで作ってもらって世界に一着の一点物というものであれば思い出として最後まで残しておくのもいいと思います。あなたが一着一着こだわりを持って思い出もあって買い揃えたのであれば、もちろんゴミとして捨てるのではなく売ったり、譲るという方法を考えてみましょう。
譲る場合には、友人や知人に譲ったりボランティアに寄付をして洋服を再活用できる方法を選びましょう。
売る場合には、ネットオークションやフリマなどで一着ごとにコツコツ売っていくことや服の買取店に買い取ってもらう方法が一般的です。買取店も街中の実店舗だけでなく、ネットの宅配専門で買取をしている業者も多くなってきています。買取店によって買取の商品で得意としている商品が違ったりするので、お店のホームページを確認してみましょう。
そして特に、今が中高年の方で何十年も昔に買ったけど虫食いなどもなく保存状態も良いという服があれば、もしかしたらビンテージ品としてあえて昔の洋服が高値で買取してもらえる場合もあります。ボタンなども現代では手に入らないような手作りでデザインも希少なものだったり、糸の織り込みが珍しいなどであれば、その部分も評価してくれる場合があります。
古くても素材や保存状態が良い洋服や小物はビンテージの古着専門店などでは、あえて素材の古さが味として高ポイントになる場合もありますので一度持ち込んで見てもらうのもいいでしょう。
通常の洋服買取店だとただ単に「古いですね」と言われて全く値段が付かないなんてこともありますので注意が必要です。
古くなったから捨てるというのではなく、再利用できる活用法を考えて手放しをしていきましょう。