お札(古紙幣)や記念硬貨・古銭・コイン・貨幣セットなど、知り合いの郵便局や銀行員さんとの付き合いで購入したり、日本だけでなく海外の記念メダルを買ってみたり、もしかしたらいつかプレミアになって買った時より高く売れるかも・・とちょっとした夢と希望を持って趣味で集めているという方も多いでしょう。
最近では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて記念硬貨が発行されたこともあり、せっかくだから記念で買ったという方も多いと思います。
しかし、終活も本格的に考えなければいけない年齢になってきた今どうしようかと悩んでいませんか?
基本的には以下のような処分方法があります。
・銀行で両替
・使う
・寄付
・売る
銀行に持ち込めば両替してもらうことが可能ですが、銀行によって紙幣や硬貨の一部が両替(換金)できないものがあります。また、銀行の両替ではプレミアが付くような硬貨であってもその額面通りの金額でしか両替ができませんので、持っていく前に確認をして見ましょう。
使う場合は、お店で通常の買い物に使うこともできますが、レジの機能が対応していなかったり店員さんが本当に使えるのかどうかわからず戸惑ってしまい、支払いを拒否されてしまうこともあるのでオススメではありません。
寄付する場合は、募金や支援という形でコレクションを活かす方法です。
貧しい子供達や動物たちの保護支援など今ではたくさんのボランティア団体が活動をしているので、そういった支援に参加してみるのもいいと思います。あなたもきっと、誰かを救う一歩に繋がったことに清々しい気持ちになれるでしょう。
売る場合は、貨幣やコイン、硬貨などを買取をしているお店がたくさんあります。店舗への持ち込みだけでなく、今では宅配で送って査定をしてくれるところも増えてきています。
買取店で売る場合は、プレミアが付くような記念硬貨や貨幣は、そのプレミア分もしっかり見てもらえるかを確認してみましょう。金貨については、近年では金そのものの素材の価値が高騰してきているので額面以上の価値が付く場合もあります。銀行では額面通りでも、専門の買取店であれば額面に上乗せされた金額で売却できるチャンスもあります。
現在では、貨幣やコイン・記念メダルなどを買取する会社が増えてお店選びも重要になってきています。
新型コロナウイルスの影響もあり、店舗で複数のお客さんと会ってしまう状況はできれば避けたいところです。
宅配で査定ができる専門店も多くなってきているので、しっかりと法律に則って古物商番号を取得して営業をしているのか、査定はどのような流れで支払いはどんな方法なのか?など取引の前にしっかりと確認をしてから、査定をしてもらうようにしましょう。