昔、記念切手や地方限定の切手など珍しい切手を見つけては買って専用のブックに入れたり、海外などの記念切手なども珍しいからと集めていて、消印がされていたとしても記念だからと保管している方もいるでしょう。
しかし、多くの人が近年では切手を使うことは大幅に減ってきています。
昔こそ趣味で楽しく集めていたけど、最近になってはほとんど自分でも使わなくて押入れの棚に入れたままの方も多いでしょう。
いつでもどこでも誰とでも、メールや電話で繋がれる時代。
新年の挨拶である年賀状のハガキも発行枚数が年々減少していたり、日頃から手紙や絵葉書を送り合う習慣がない人の方が圧倒的に多い時代になってしまいました。
当然、使わないものをそのまま自宅に置いておくというのは非常に勿体無いだけです。
切手の今後の処分方法としては以下の通りです。
・自分使う・知り合いに譲る
・郵便局で他のものに変えてもらう
・売る
自分で使う場合は、とにかく使い切るしか方法はありません。
最近連絡を取っていない友人に珍しく絵ハガキを送ってみたり、懸賞などでハガキを送る際に使って、もし何かしら当選すれば一石二鳥です。しかし、枚数が数百枚単位で持っているということであれば別の方法も考えてみた方がいいでしょう。
郵便局で切手を他のものに変える場合は、基本的に手数料が必要になります。手数料自体は切手の額面によって違いますので注意してください。
また、郵便局で切手は現金での返金はしてくれず、交換できるものもレターパックやハガキなど一部の商品に限られています。枚数がかなりあると郵便局員さんも数えるのが大変になってしまうので、あらかじめ最寄りの郵便局に持ち込み方法を問い合わせて確認をしてみましょう。
売る場合は、金券ショップやネットの買取店で切手の買取をしているところはかなり普及してきています。
買取のポイントは、額面の大体何割で買取をしてくれるか?というとことです。
残念ながら、額面の満額で買取してくれるところはありません。
お店によって違いはありますが、おおよそ額面の2~4割ほどが一般的な買取レートです。5割~6割で買取してもらえればいい方かもしれません。。
それだけ、切手を手放す人が増えて市場に溢れてしまっているというのが現実です。しかし、切手の中にはプレミアが付いているものもあるのでしっかりと査定員さんに見てもらいましょう。
また、バラよりシートの方が高く買ってもらえます。
買取をしてもらう際には、お店に直接電話をしていくら位で買取をしているのか聞いてみるのもいいでしょう。
それなりに切手の枚数があれば買取額が数万円になることもありますので、自分のお小遣いを増やすという意味でも一度査定に出してみるのもいいと思います。